赤ちゃんが実際にハワイ旅行中に小児科を受診したときの注意点と事前準備

こんにちは、さくらまんじゅうです。

 

早いもので我が家の息子もおかげさまで7か月を迎えました。

7か月といえば数年前、上の娘が7か月のときに家族3人でハワイ旅行に行きました。

 

実は、ハワイ滞在中のホテルで娘がベッドから転落するという事件がおこりました。

 

異国の地で夫婦で大パニックに陥りながらも、救急病院に娘を連れていき、医師の診察を受けました。

 

これから子連れでの海外旅行を控えている方

ハワイ(ワイキキ)旅行中の万が一に備えたい方

 

旅行前に読んでいただけるといざという時にお役に立てると思います。

 

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目次

7か月の娘を連れてハワイにいきました

 

いまから数年前、娘が7か月のときに家族3人でハワイ旅行にいきました。

生後7か月くらいは子供の海外旅行デビューには連れていくには最適な月齢だと思います。

 

首も完全にすわって、寝返りもマスターできている。でもまだハイハイはできないので自由に動きまわることはできない。抱っこ紐してあげていれば比較的お利口にしていてくれる!

 

そしてなによりまだ離乳食もそこまで進んでいないので赤ちゃんの食事の心配がいらない!

とくに子供が小さいうちは旅行中の食事って大変ですよね。食べなれないものを与えてアレルギー反応がでたらどうしよう!?しかも海外で。

 

うちの場合は、完母だったことと離乳食も好んで食べてくれない娘だったのでハワイ旅行中は思い切って離乳食は完全にお休みにしちゃいました。

 

幸い我が娘は、粉ミルク&哺乳瓶を一切受け付けないタイプだったので、ハワイ旅行中は母乳のみで乗り切りました。結果まったく問題なかったし、娘の食事の心配がいらなかったので母であるわたしもストレスフリーでした。

 

育児はかっちり・きっちりやりすぎてもストレスがたまります。しかも海外旅行というただでさえいつもとちがう状況下なので母子ともにリラックスして過ごせることを最優先に考えることをおすすめします。

 

娘がハワイのホテルのベッドから転落

 

わくわくで出かけた初めての家族旅行!まさかハワイに着いてすぐにこんな事故が起こるなんて予想もしていませんでした。

 

夫の不注意で娘がベッドから落ちた

 

ハワイに着いて2日目は午後からワイケレアウトレットに行きました。

 

夕方、夕飯を済ませてホテルの部屋に戻ってきてアウトレットで購入した戦利品をチェックしようと思い娘をベッドに寝かせて、夫に娘を見ているよう頼んで荷物を広げていたときの出来事です。

夫がほんの一瞬、娘から目を離した瞬間に覚えたてのずりばいが勢いあまって一回転しながらベッドから床に転落しました。落ちた娘は仰向け状態。痛かっただろうし、ビックリしたしですぐにぎゃーーーーー!と泣き出した娘。

 

わたしは慌てて娘を抱きかかえました。泣きじゃくってはいたものの程なくして機嫌は戻ってきて、あやすと笑顔も見せてくれました。

 

そのとき時刻は、午後8時を過ぎたところでした。旅行会社の案内デスクに相談しようと思いましたがその時間にはもう業務時間は終了していました。

 

娘の状態を見る限りご機嫌は悪くはなかったのですが、なんせここは異国の地。しかもまだ滞在2日目。今回の旅行は5泊7日だったのでまだ始まったばかりのときの出来事でした。日本だったら様子見でもよかったのかもしれませんが、海外ということで不安も大きかったためやはり病院に連れていって診てもらうことにしました。

 

日本のカード会社に電話した

 

今回は赤ちゃんを連れての初めての旅行だったため、万が一のときのために事前にこんな緊急事態のときに相談できるところを調べておきました。

 

わたしはこの旅行の代金を支払ったクレジットカード会社のコンシェルジュデスクに電話をかけました。当時使っていたカードは、アメックスのプラチナです。自分の父の名義ですが、家族カードを持たせてもらっていたのでその恩恵を受けさせてもらいました。

 

※アメックスの家族カードの場合は、旅行代金をそのクレジットカードで支払うと旅行中の保険を適用してもらえるということだったので、あえて今回の旅行代金全額をアメックスで支払っておいたのです。クレジットカード付帯の保険には海外旅行保険に改めて入る必要がないくらい手厚い保障内容がついている場合も多いのでよく確認しておくことをおすすめします。

 

旅行前にアメックスのコンシェルジュデスクに問い合わせて、娘の治療費用もいくらまで負担してくれるのかも確認済みでしたので思い切って病院にいく決意もできました。海外での治療費は高額だと言われているので「いくら請求されるのか怖いから娘を病院に連れていけない」なんて躊躇せずに済んでよかったと思っています。

 

アメックスコンシェルジュデスク(日本人スタッフが対応してくれます)に電話をして、事情を説明したところ滞在しているホテルからも行きやすい小児科の病院の予約をとってくれました。英語が堪能ではないわたしたちにとって飛び込みで病院に行くほどハードルが高いことはありません。本当にアメックスさんにはお世話になりました。

 

ハワイのカピオラ二病院に救急でかかった

ホテルから病院はタクシーで移動

 

アメックスコンシェルジュデスクが紹介してくれたカピオラニメディカルセンターにタクシーで向かいます。

今回滞在していたのはヒルトンハワイアンビレッジだったので病院までタクシーで15分くらいだったと思います。

 

ここで一つ問題が発生。

タクシーに乗っていざ病院に着き、クレジットカードで支払いをしようとすると「No!」の一点張り。クレジットカードだと10%とかの手数料がかかるとかなんとか言われ現金で支払えと言ってくるのです。

アメリカはクレジットカード社会なのでカードさえ持っていれば安心だと思っていたので、ここで現金払いを要求されたことには驚きました。しかも帰りのタクシーでも同じく現金で支払うように言われました。それにしても運転手さんめっちゃ偉そうだったな(笑)

※でもあとから調べてみたら、ハワイのタクシーではクレジットカードで支払うと、ぼったくられることがよくあるみたいです。0の数が一つ多かったなんてことも割と珍しくなくあるみたいです。ハワイのタクシーは現金払いしましょう。

 

幸い、片道17ドル程度だったので手持ちの現金で足りたので事なきを得ましたが、海外旅行の際は帰りの飛行機に乗るまでは必ず1万円分くらいの外貨はいつでも持っていようと夫と誓いました。

 

診察にいった病院までのタクシーでの交通費もクレジットカードの付帯保険の支払い対象になる場合も多いので、忘れずにレシートをもらっておきましょう。

アメックスに付帯されていた保険内容では病院までの交通費も対象だったので、しっかりその分もいただけました。

 

娘ハワイの病院で診察を受ける

 

事前にアメックスコンシェルジュデスクの方が病院に予約してくれていたはずなのですが、現地ではスムーズに受付してくれなかったのでもしかしたら「日本人観光客の○○○という赤ちゃんが診察に行きます」といった伝達のみだったのかもしれません。そうだとしても先に口利きをしてくれていたので有難かったです。

 

待合室では、現地ロコの患者さんたちと15分くらい待ったと思います。

 

診察室に通されて、娘がベッドから転落したときの状況などをつたない英語で説明し、それを踏まえてドクターは娘を診察しました。

 

●目(焦点)がしっかり合ってる

●意識がはっきりしてる

●現状これ以上の検査の必要はない

 

ということで娘に異常はないとの診断で、ひとまず安心したわたしたち夫婦でした。ちなみにオールイングリッシュでの会話ですのでその点は覚悟して受診してくださいね!!でもドクターは本当に優しい40代くらいの男性で、簡単な単語を選びながら話してくれました。

 

診察代の支払い方法

 

診察にかかった費用は、後日清算して日本に郵送で請求書を送るとのことで住所などをお伝えしました。よって、診察にいくらかかったのかもそのときは全くわかりませんでした。

 

その後、ハワイから帰国して1か月後くらい経ってからちゃんと郵送で自宅に請求書が届きました。ちなみにドクターが娘を診察してくれた所要時間は5分程度。それで診察代は9万円でした。

結果的に娘にはなんの異常もなかったし、ドクターの「問題ないよ!」という診断があったから残りのハワイ滞在も思いっきり楽しめたものの、あの数分の診察に9万とは思ったより高額でちょっとビックリでした。

 

このあとカピオラニ病院から送られてきた請求書をそのままアメックスに転送し、そこからの病院とのやりとりはすべて保険会社のほうで手続きしていただきました。無事支払い完了の通知が届き保険会社のありがたみを痛感しました。

 

まとめ

 

初めての子連れ旅行でまさかの病院にかかるというビッグアクシデントを乗り越えた我が家でしたが、その勝因はこの2つです。

 

①海外旅行保険の内容をしっかり把握していた(現地での治療費はいくらまで対応してくれるか)

②緊急事態のときに日本語で相談できる電話番号を事前に準備しておいた

 

幼い子供を連れての海外旅行のご予定があるお母さんはこの2点は必ず要確認しておくことを激しくおすすめします。

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