産後のイボ痔が痛すぎて肛門科にいったら先生に怒られた話

こんにちは、さくらまんじゅうです。

 

昨年の10月に二人目の子供を出産したのですが、妊娠中に痔を発症してしまいました。一人目のときはまったく大丈夫だったのに。

そしていま産後9か月になったところですが、じわじわと成長した痔がとうとういぼ痔となり激痛をともなうようになってしまいました。

 

「妊娠中のおしりの悩み何科にかかったらいいの?」

「母乳育児でもイボ痔の治療はできるの?」

 

そんなあなたのおしりのために書きました。

 

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目次

妊娠中の痔は恐怖だらけ

妊娠中のイボ痔は産婦人科の検診で相談してOK

 

実は、わたし二人目妊娠中にいぼ痔を発症しました。

もう妊娠も後期に入ったこと、なんかおしりに違和感があるなぁと思って鏡でのぞいてみたら肛門の付近になにかくっついてたんです。

 

そう、イボ痔です。もともと排便時に肛門が切れやすい体質ではあったのですが、まさかいぼになってしまうとは!臨月にはいる直前くらいの出来事だったので、お産するのにいぼ痔があっても大丈夫なのかとても不安になりました。

 

とりあえず母に相談したら

「戻せるなら押し入れて戻したほうがいいよ!」

 

ちょっと待ってよ?戻すってどういうこと(笑)とにかく今度の検診のときに先生に相談してみよう…

 

イボ痔って場所が場所なだけになんとなく恥ずかしいし、そもそも何科を受診したらいいんだ!?やっぱり肛門科なのか!?

※妊娠中の身体の不安ごとはまずかかりつけの産婦人科に相談が間違いないです!やっぱり妊婦が使っても大丈夫な薬に一番詳しい!

 

わたしは予定では一人目と同じく自然分娩でお産することになっていたので、お産に影響があるのかも不安だったので早速つぎの定期健診のときに産婦人科の先生に相談してみました。

 

わたし「先生…ちょっと痔になっちゃったみたいで…(恥)」

 

先生「じゃあ内診しようか。(・・・・・内診中・・・)あーこれくらいならよくあるくらい。お産には問題ないけど痛いなら薬出しておくよ。」

 

ネットには妊娠中の痔はよくあるとは書いてあったけど、実際先生に診てもらっても「え!?それだけ?!」ってほどあっさり終わってしまいました。それくらい妊娠中のおしりのトラブルの相談も日常茶飯事ってことみたいで(笑)まぁ、重症ではなくてよかった。

 

先生いわく、妊娠中のおしりのトラブルはよくあるそう。

もともと妊娠中に痔を発症しやすいというのは、大きくなった子宮が腸を圧迫して血流が悪くなり、肛門付近がうっ血することが原因みたいです。妊娠中って便秘になる人も多いから排便のときに無理に踏ん張ったりすることも要因になってしまうとのことでした。

 

つまり妊娠をきっかけに発症した痔は、出産を終えれば自然とおさまっていくことが多いそうです!

 

それに、かなり痛いとか我慢できないレベルとかでなければ痔があってもみんな普通にお産してるみたいです。これを聞いて少し安心しました。

 

わたしの場合も、薬を塗るほどの痛みではなかったし(塗り薬とはいえ薬なのでわたしが我慢すればいいなら妊娠中に薬の類を使いたくなかった)様子見ということでおしりを大切に排便することを意識していました。

 

入院中に痔の塗り薬を処方してもらった

 

幸いそれから出産までは、排便のたびにイボは気になっていたけどおしりを拭いたときに少しティッシュに血が付く程度で痛みが激しくなることはありませんでした!

 

その後、娘のときと同じく予定日の2週間前の38週で息子を出産。お産のときわたしの痔はどうなっちゃうんだろうと心配こそしていましたが、実際に陣痛がはじまってしまえばとにかく痛くて痔のことなんてすっかり忘れていました。

 

無事に息子の出産を終えたわけですが、今回の出産は二人目ということで後陣痛がすごく痛かったんです。一人目のときはまったくなかったのに。後陣痛は産むごとにひどくなるそうで、特に授乳中に痛みが激しくまた陣痛がきたんじゃないかと思うほどの痛さでした。

 

産後の回復は順調だったものの、後陣痛は痛いし、お股も痛いしで安産だったものの体のいろんなところにダメージを受けているんだなと痛感しました。お母さんって本当に偉いですよね(笑)

身体のどこかに痛みがあると、精神もやられがちです。というのも息子、生後2日のときにミルクを授乳中に哺乳性チアノーゼになって計測器を付けていたのですが、そのときも無呼吸発作があったらしく様子を見るためにわたしより退院が遅れるころになったのです。すごく心配で鬱になるんじゃないかってくらい精神的に病んでしまいました。

 

そのこともあって落ち込み気味なときに退院前日の夜に退院診察がありました。わたしの身体自体は子宮の戻りもよく問題なかったので先生に「ほかに何かありますか??」と言われた流れで息子も心配だし、お尻のイボ痔もちゃんと戻るか心配ですって話をしたんです。

 

先生「新生児の哺乳性チアノーゼはなんでもなくても起こす赤ちゃんはいるし、そういうものは成長とともに日に日によくなっていくもの。無呼吸発作についても常に計測器をつけて診てるしなにかあればすぐに小児医療センターに送るから安心して。イボ痔には念のため、母乳でも大丈夫な塗り薬出しておくね」

 

退院したらもし痔が悪化してもきっとすぐには病院に行けない状態が続くだろうから、ついでとはいえこのタイミングで痔の薬を出しておいてもらえてよかったです。

 

もし、妊娠中におしりのトラブルがあったなら、入院中にその旨を伝えて薬をもらっておくことをおすすめします!赤ちゃんとの生活がはじまったら自分のことは後回しにしがちになるのでお守りてきにも処方してもらっておいて損はないです!

 

母乳でも大丈夫!産後の痔は塗り薬で治す

排便のたびに血で便器が真っ赤になる

 

息子の入院生活はわたしより1日延長にはなりましたが、そのあとは無呼吸発作が起こることもなく無事に退院できました。

 

それから赤ちゃんのいる生活に追われること早5か月が過ぎました。

時期的にもうそろそろ治ってもいいはずのイボ痔がなかなか治らない。それどころか妊娠中よりイボが巨大化してきました。大きさは、妊婦のときは小豆くらいの大きさだったのが産後5か月には大豆ほどの大きさに成長していました。

 

しまいには排便後にふと見るとおしりからの出血で便器が真っ赤になっていました。このころには排便後数時間はおしりが痛いという状態が続いていました。

それでもまだ薬には手を出せずにいました。塗り薬とはいえなんとなく使う勇気がでなくて…

 

肛門科に行ったら先生にキレられた

 

そしてバタバタと月日はながれ息子生後8か月を迎えたころの出来事です。完母育児なのでしっかり食事をとっているせいか、便秘には苦しむことなく過ごせてはいたのですが、相変わらず排便時の痛みは続いておりました。

ある日、久しぶりに排便時に激痛を感じると便器はやはり真っ赤に染まっており、おしりにいつも以上の違和感を感じて触ってみるとそこにはもう肛門の穴が埋まって見えなくなるほどに腫れあがったイボがありました。イボの大きさはぶどうのデラウェアよりもう少し大きいくらい!(肛門にぶどうですよ!?さすがにヤバイと思いました…)

 

もうこの時には痛すぎて歩くのも辛いくらいでした。幸いその日は土曜日で主人が子供二人を見てくれたので、勇気をだして肛門科を受診することにしました。(婦人科に行こうか迷いましたがもう恥ずかしいとか言ってる場合じゃないほどの激痛だったので、必要ならすぐに処置してくれるだろうと肛門科を選びました)

 

痛みに耐えながら行った肛門科での診察は、看護師さんに壁のほうを向いてベッドに横になるように促され、パンツを下ろして体育座りするような体制で先生にイボ痔を診てもらいました。

診断結果は・・・

先生「4段階中の3よりの2。手術してもいいレベル。どうしますか?まずは飲み薬でいいですか?」

わたし「いや…いま生後8か月の子供の授乳中なので出来れば卒乳するまで飲み薬は避けたいです」

先生「自分の身体と子供の授乳どっちが大切なんですか!?!もちろん自分の身体ですよね!!!」

わたし「(は??なんだコイツ頭おかしいだろ、子供のほうが大事に決まってんだろ)もちろん子供の授乳のほうが大事です。授乳はいましかありませんから。どっちみちあと数か月で卒乳なので、いま診てもらって急を要するほどの症状でなければわたしは我慢できるので飲み薬以外で痛みを緩和する方法があればお願いします。」

先生「じゃ、塗り薬しかないですね。でもこれも全く母乳に出ないわけではないですからー」

 

そんな言い方ありますか!?なんでこんな不安をあおるような言い方しかできないだこの医者は!?こんな医者の出した薬なんて使えるか!!!

 

もう頭にきて家帰って即効、産婦人科で出してもらった薬塗りましたよ!!!(笑)

いやね、考えてみれば痛くなった時点ですぐに産婦人科で出してもらった薬を塗ればよかったのですが、そのときの痛みが尋常ではなかったので「重症かもしれない!」と不安になったので専門医に診てもらいたくて受診したんです。結果、よくある一般的な痔レベルという診断だったので安心材料にはなったのですが。

 

だからわたしのように、母乳育児をしていて薬に敏感になっている方のイボ痔の相談は産婦人科に行くことをお勧めします。

やっぱり産婦人科の先生は、赤ちゃん主体で考えてくれる方が多いのはもちろん、そして妊婦さんや母乳育児中でも安心して使える薬の知識が豊富です。

※実は肛門科受診のあと、薬局で薬剤師さんにあの肛門科の先生が出した処方箋の薬と産婦人科で事前にもらっていた薬を照らし合わせてみせたら、「成分も効果もほぼ一緒なので産婦人科でもらった薬が母乳育児中でも使って大丈夫なら今回処方されたこの薬も問題ないでしょう」と教えてもらいました。そもそも塗り薬なのでわたしが気にしすぎなんですけどね。

 

まとめ

 

その後のわたしのぷっくり腫れあがったイボ痔ですが、結果的に産婦人科でもらっていた塗り薬を3日も塗ったらすんなり腫れがおさまりました。

米粒3つ分くらいのイボはいまだに健在ですが、あんなに悩んでいた排便時の痛みすらありません!

こんなことならもっと早く塗ればよかった。

 

わたしのように産後イボ痔に悩まないためにも、いま痔を発症中の妊婦さんは今のうちに先生に相談してくださいね。そして産後でイボ痔に絶賛お悩み中の方は、産婦人科に相談してみてくださいね!

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