「わたし二人目不妊かもしれない」と思って病院に行こうと決意した話

こんにちは、さくらまんじゅうです。

 

今回は、不妊治療ということも視野に入れ始め病院に通う決意をしたころの話です。私が「二人目不妊」というワードを検索にかけるようになったのは娘が2歳になったころです。

「自分は不妊症なのかもしれない」

「妊娠できる体質なのか調べてもらおうかな」

「病院で一度診てもらいたいけれど、なに科に行ったらいいの?」

 

こんな悩みを持つ方に向けて書きました。

 

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目次

二人目不妊かもしれないと思うようになる

周囲の二人目妊娠報告に焦る

 

娘が1歳を迎えるころには二人目が欲しいと考えるようになって再び妊活を始めました。しかしなかなか思うようには進まず、娘が2歳になったころから病院に通うことを決意しました。

 

2歳差の兄弟に憧れていたというのもありましたが、正直言うと育休中の自分の仕事復帰のことを考えてということもありました。

考えてみれば娘のときも妊娠に至るまで1年ほどかかりました。

当時は、知識もなにもなかったのでこんなものなのかな~くらいにしか思っていませんでした。

しかし、実際まわりの話を聞いていると「割とすんなりできたよ」という子たちの多いこと。ただでさえ周りの意見に影響されやすいわたしは急に焦り始め、病院にいく決意をしたのです。

 

迷った挙句に、婦人科の病院にいくことにした

 

まずは!という気持ちで産婦人科や不妊治療を専門としているようなクリニックではなく婦人科の病院に行くことにしました。

 

いまの自分の身体の状態は?

再び妊娠できる可能性はあるのか?

 

を一度診てもらおうと思ったのです。

また、2歳の娘を連れての受診となるためいろいろと不安もあって病院選びはとても迷いました。交通の便はどうか(駅から歩いていけるか?)混雑状況はどうか(待ち時間の長さは?)

 

あとできれば不妊治療目的で通っている方が少ないということ。

 

この件についてはいろんなご意見があるかと思います。ただ、わたしの持論として、不妊治療の病院に子供を連れていくのは他の来院者の方に失礼だと思っていたし、もし本格的に病院に通うことなったら子供を預けて(幸い実家が近かったので母にみてもらえた)と考えていました。

まだ子供がいらっしゃらない方からすれば二人目不妊なんて贅沢な悩みだと思われても仕方がないとわたしは思っていて、自分自身も妊娠できずに悩んでいるときに妊婦さんをみるとブラックな自分がでてきてしまったこともあったからです。

 

子供をなかなか授かれない辛さが痛いほどわかるから。。。

 

二人目不妊について調べてみた

そもそも「不妊」とはなんぞや

 

妊娠がしづらかったり、妊娠できない状態を「不妊」というのはご存知の方も多いと思います。では不妊の定義とは?と調べると、日本産婦人科学会によると

 

「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないこと」としています。また、ここでいう「一定期間」とは1年以内というのが一般的であるとされています。

この1年以内という期間を知ってあなたはどう思われましたか?

 

正直、わたしは驚きました。案外早いんだなと。

 

一つの命を授かるということをとても神秘的で奇跡的だと考えていたわたしにとって「1年」という時間はとても短く感じたからです。

だからこそこのことを知ってしまった当時のわたしはより一層焦り始めたのですが。。。自分が思っていたよりも割りとすぐに不妊と認定されてしまうのだなぁと落ち込んだものです。

 

では二人目不妊とはなに?

 

二人目不妊とは、専門用語では「続発不妊」と呼び、過去に妊娠、出産したことがあるにもかかわらず、その後妊娠しない状態となったことを定義とするそうです。

ちなみに一度も妊娠の経験がない不妊のことを「原発不妊」というらしいです。世界的にみると、原発不妊(一人目ができない)で悩む方より、続発不妊(二人目ができない)ほうが多くみられるという統計があるみたいです。

これにはまた驚きでしたが、統計の規模が広すぎるのであまり参考にはならないかな?というのが個人的な見解です。実はわたしも、一人目が妊娠・出産できていることので、二人目もそのうちすぐにできるだろうと、簡単に考えていた人のひとりです。

 

ではなぜ二人目ができないと悩む人が多いと言われているのか?

それは、二人目を自然妊娠をするには年々不利な条件になっていくのが一般的だからです。一人目の子育てに手がかかり、夫婦ともに歳もとります。

 

それに、新婚当初のころと比べると、性交回数も減るのは予想の範囲内だと思います。(分母が減るといったところでしょうか?笑)婦人科系の患う疾患も年齢とともに悪化している可能性もある。加齢による卵子の老化や卵子の減少の影響も大きいそうです。

 

調べれば調べるほど二人目不妊の背景にはたくさんの考えられる原因がでてきますが、当時わたしはまだ20代(ぎりぎり)、まわりをみてもみんな1、2歳差で妊娠・出産している子たちばかりです。

やれ友人と会えば二人目ができただ、やれテレビをつければ芸能人の懐妊の話だ、やれスマホをいじればブロガーたちの「ご報告」記事ですよ。

 

「なんでわたしには二人目ができないの!?」と精神的にも病み、自虐的になりやさぐれる日々を過ごしていました。

 

悩むくらいなら一度でいいから病院で診てもらう

 

なかなかうまくいかない二人目妊活に嫌気がさす毎日。幸い(?)わたしはお酒が飲めるのでやけ酒晩酌で気晴らしをする日が続きます(笑)

 

わたしには友人も少なかったので話し相手はもっぱら母親です。いつもウジウジ悩むわたしに一喝してくれる頼もしい母。

 

「二人目ができないでそんなに悩んでるなら、一回病院で診てもらえば?」

 

グサリ。不思議ですね。旦那さんに言われても全然聞く耳をもたなかったのに母親に言われたら素直に行動してしまう。わたしも娘にとってそんな頼りになる母親になりたいものです。

 

過去の自然妊娠経験にこだわってどんどん時が流れてしまうのをただ待つのはもったいない!とやっと気づきました。

 

まとめ

 

人一倍モンモンと悩む割りには腰が重く、なかなか行動にうつせていなかったわたしの心を動かしてくれたのは母でした。

 

ここまでくるまでいろいろあったけれど、あのとき勇気をだして病院に行き始めてよかったといま隣で、すやすや寝ている息子の寝息を聞きながら切に思います。

 

もし二人目をなかなか妊娠できなくて悩んでいるなら一度病院で検査してもらうといいのかもしれません。一歩踏み出して原因がわかればその悩みを解決できる糸口がみつかるかもしれません。それにいまの時代、実は二人目不妊で悩んでいる方は意外に多いです。

 

この記事が、わたしと同じように悩むあなたのチカラとなり、いい方向に向かていって頂けたらこれほどうれしいことはありません。

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